日常生活の片手間に、ちっちゃなサイトを運営している小市民のわたし。
そんなわたしが感じたり見たりしたことをメモしていくコーナーです。



12/31/2005:Poloの静音化と環境改善

Polo01今年もいよいよ大晦日。…っていうワケで、最近の「ゴソゴソ」(いやはや…)をご披露すると…。

こんな事をやってました…小型キューブPCの先人、Poloの静音化とディスプレイ周りの環境改善。我が家のPoloは爆音で名高いPoloシリーズの中でも最高峰を誇る(?)初代モデル。導入してから既に4年位経ってますが、現在でもWebやメールのチェック、Webページ作成時の表示チェックを主体に使ってます。CPUはCeleron1.2GHzですが、そんな使い方なんで性能的には現在でも特に不満は感じてないですし、動作が安定していて結構使いやすいマシンです。ただ、前述のような"爆音"には購入当初から悩まされてました。

実は3年位前に電源を外付けに改造し、排気ファンに自作の静音ダクトを取り付けたりして多少は静音化を図ってはいたものの、まだまだうるさくてスイッチを入れるとやはりファンの音が気になります。そんな訳で今回内蔵ファンも交換し、併せてディスプレイカードも入れて貧弱だったビデオ周りも強化、ようやく快適な状態になりました。

静音化改造されたPolo。このアングルから見るとオリジナルと余り変わらないですが… 裏に回るとご覧の通り。電源には12センチ静音ファン付の内蔵電源を外出しで接続! ケーブルは筐体の隙間から何とか外へ。貧弱なビデオの強化にGeForce MX4000を装着。 内部はフラットケーブルが充満!夏迄にはスリムケーブルに交換せねば(いやはや…)。 元々の小型爆音電源は撤去。筐体前面下部ががらんどう状態になってます。
GeForce MX4000はPCIタイプ。ライザーカードを介して取付。殆ど一杯一杯です。 排気用ファンは静音タイプに交換。 実は電源ファンの次にうるさかったCPUファン。静音タイプに交換したら実に静かに。 ディスプレイも今回新調。ナナオのL550を安価に入手。DVI接続すると鮮明! 省スペース化を目的にコンパクトなディスプレイスタンドに装着してます。

で、環境改善の成果ですが、音に関しては非常に静かになりました。客観的に見ると静音化の進んだ昨今のPCの中では標準的なノイズレベルだと思いますが(ファンレスPCではないし、ファンコントロールをしている訳でもない)、それでも爆音から中の上(体感的にはファン全開のMac miniとほぼ同じ位の音)程度までノイズレベルが落ちたので使用時にファンの音が気になる事は殆どなくなりました。

Poloの場合、騒音の原因はこの小さな筐体に3つも内蔵されているファンで、それも各ファンのノイズレベルが揃いも揃って高い処にあるみたいです。静音化は電源→CPU→排気の順で効果があります。

ディスプレイに関しても今回、SXGA対応のナナオL550を新調しました。さすがにアナログ入力での使用は画質面からもツラいみたいでしたんで、PoloのPCIスロットにnVIDIAのGeForceMX 4000(玄人志向GFMX4000-P128C)をさし、DVI接続にしました。Poloは内部の空間が殆どないので果たして装着できるかドキドキでしたが、何とかギリギリクリアできました。ディスプレイスタンドはアルファーテックのPS-4D。ここの会社はかなりコンパクトなディスプレイアームをラインナップしてるんで、ディスプレイの設置面積を低減したい時には要チェックです。液晶ディスプレイ用のアームってかなりかさばる印象があったんですが、こういうタイプなら使いやすいですね。作りもダイキャスト製でしっかりしてます。

そんなこんなで来年もマイペースの予感ですが(いやはや…)、思い出したら覗きにいらしてくださいませ。では皆様よいお年を。


05/03/2005:G5の修理

ああ、なんかもう今年もゴールデンウィークの季節になっちゃいましたね(いやはや…)。実はこの処G5の調子が悪く、修理を頼んでました。症状としては余りないパターンらしかったんですが、使用中にハードディスクがスピンダウンしてレインボーカーソルがぐるぐる回転してしまうというヤツ。導入後3ヶ月位からたまに発症し始め、最初はごくまれに発生する程度だったんですが、段々頻度が上がり、最後は断続的なスピンダウンが発生してまともに起動できなくなっちゃいました。最初はディスクの不良かとも思ったんですが、ディスクを替えてもしばらくすると発生してきます。

接続スピード測定結果
今回導入のアップトランス

我が家の場合、電源事情もあんまり良いとは言えず、G5の電源がかなりシビアだと言う事で導入時にもUPSを入れていたんですが、それでもダメなのか?と今回電圧を上げるアップトランスも入れてみました。結果は全然改善せず、結局修理を依頼することに。

修理は都合2回出しました(いやはや…)。最初は普通の(?) "ピックアップ&デリバリー" ってヤツだったんですが、ロジックボード交換で一見復旧した様に見えたものの、戻ってきて3日目位で現象が再発し、再度修理依頼。2度目は一度ロジックボード交換をしての再発だったので、サポート担当者もかなり腰が引けている対応振り(いやはや…)。仲々修理すると言ってくれないので粘り強い交渉を要求される事に(いやはや…)。この辺りの対応は担当者に因るところも大きい様な感じでしたが、何度かの上司相談を経て(いやはや…)通常修理ルートとは別の、修理センターでの検証という事になりました。どうやら単なる部品交換では直らないケースだとこちらに送られる様です。通常の修理ルートとは全く別物らしく、通常修理だと行えるHP上での修理状況確認やメールでの状況連絡も一切行えず、修理完了時の電話連絡のみという対応です。

此処での検証が功を奏したらしく、現在は快調に動いております。結局電源の不良だったようで、パワーサプライの交換という事になりました。今回の様な不調の状況だと、ともすればこちらの使用環境に起因するトラブルととられがちなんで、その辺りは症状と不調によってこちらが受けている不利益を冷静に、粘り強く主張する姿勢が重要みたいです(いやはや…)。後、考えられる対処は事前に行っておかないと「とりあえずそれをやってみてください」でお茶を濁されてしまうので先手を打って申告しておきましょう(いやはや…)。今回の場合、壁のコンセントから直接電源をとる、UPS使用、アップトランス導入、ディスク交換等の対応を行った上での依頼だったので、検証やむなしだったようです(いやはや…)。

しかし修理依頼前にこんだけユーザ検証が必要なんて、PCは未だに家電品からとても遠い処にいるって状況は昔から大して変わっていないみたいです(いやはや…)。


02/11/2005:Mac mini

Mac mini流行のMac mini、我が家にもやってきました。下位の1.25GHzモデルに512MBメモリ、HD80GB、Bluetoothモジュールを搭載したBTO構成。世間でも購入者の評価はかなり高いみたいですが、ワタクシ的にもかなり満足度高いです。全体に「枯れた」技術を使ってまとめられてるんで、非常に素直で安定した動きをみせてくれます。下位モデルとはいえ、G4 1.25GHzの処理速度は日常的な用途には十分満足なパフォーマンス。HDがそんなに高速ではないみたいなんで、数十MBレベルの画像をグリグリと処理するにはさすがに息切れがする場面もありますが、通常使っている範囲では殆ど遅いっていう感じはないです。ファインダも結構キビキビ動きますし、この価格でこの内容っていうのは満足度的に近年のPCの中でもかなりの高ランクではないかと思います(逆に言うと今後登場するマシンに関しては、ますます要求がシビアになるとも言えるんですが)。

で、使い道としてやっぱり気になってしまうのがサーバ用途。パフォーマンスもいいし、なにより光学ドライブさえ使わなければ殆ど無音に近い静粛性。とりあえずiTunesサーバとして使ってみたんですがかなり快適な環境になりました。製品コンセプト的にはCubeの延長線上にある様な気もするんですが、Cubeの様に冷却に気を使う必要もないし猛烈な熱気を噴き上げる様なこともないので気軽に使う事ができます。キーボード、マウスはやっぱりBluetoothがスッキリします。ただ本体をセットアップする時にUSBマウスやキーボードが必要なのはちょっとアレですが(いやはや…)。Webサーバやデータサーバ用途としても結構面白い使い方ができそうで、仲々ワクワク感のあるハードです。



10/31/2004:Bluetooth Mobile 2004

F900iT Display現在の処、PowerBookでモバイル通信するには最適なデバイスなんじゃないでしょうか、F900iT(いやはや…)。PowerBookで外でも通信したい私としては、やっぱりBluetoothにこだわってしまうワケですが、ここへ来てハンズフリー通話にBluetooth接続のヘッドユニットを使う需要が出てきたみたいで、徐々にBluetooth対応の携帯も登場してきてます。今までPowerBookのBluetooth通信にはTDKのBluetoothアダプタを使っていた訳なんですが、待ち受け時間が5分(!)しかないため、事実上使うときに携帯電話に接続し、待ち受け状態にして使わざるを得ず、どうも面倒でいけません。そんなこんなでBluetooth搭載のFOMA端末、F900iTが気になっておりました。ネットで色々ふらついてみるとどうやらPowerBookでも使えそうらしいということで意を決して(いやはや…)導入してみました。

F900iT Close F900iT Open

富士通製のF900iT、以前は富士通のデザインって結構ダサかったり、妙にクセっぽかったりしてあんまり購買意欲が起きなかったもんですが、ここ1年位は結構手堅いまとまりになってきてる気がしますね。このF900iTも地味ながらもソツのない仕上がりで好感が持てます。ただサイズとか重量はやっぱりそれなり。折りたたみタイプの常として、ゴロッとしたボリュームとズシッとくる重さは仲々のもの。丁度小型のデジカメを携帯してる感じです。何となくポケットに入れておくというよりはバッグに放り込んでおきたい感じが…(いやはや…)。

ボディに関しても写真だとマットな感じがしますが、実物は光沢ピカピカのプラスチック筐体なんで、触ると手の脂が大変目立ちます。しかも何だかこの素材は拭いても脂が取れにくいのだ(いやはや…)。この辺りは手で持つのが前提なのでもうちょっと吟味して欲しかった処です。

実際の接続ですが、プロバイダにはDoCoMoのネット接続サービス"mopera"を使いました。FOMAには予めmoperaへの接続設定がされているそうで、携帯側では特に設定は不要でした。ネット接続だけなら登録なし、利用料無料で使えるので、プロバイダのFOMAプランとかに追加加入するよりはオトクだと思います。

Bluetoothデバイスの登録も今回初めて端末側でパスキーの入力が行えるんで(いやはや…)、OSXのBluetooth設定アシスタントを使って登録できました。F900iT側での接続機器登録もマニュアル(ゴチャゴチャしたレイアウトで、どこに何が書いてあるのか解りづらいですが…)の手順に従えば特にトラブることもなく登録可能でした。

モデム設定 PPP設定

Mac側のネットワーク設定はネットワークポート"Bluetooth"に対して行っていきます。設定に関しては参考にしたサイトでも同様の現象が発生していた様ですが、mopera経由で通信する場合、ネットワーク設定の「場所」に関しては従来の場所に接続方法を追加する形ではうまく通信できない様なので、新しい場所を作ってそちらに設定をしてやる必要がありました。TCP/IPの設定は「IPv4を設定」を「PPPを使用」にし、IPアドレス等は指定しません。。PPP設定はmoperaの場合、本来はユーザ名、パスワードが不要なのですが、Mac側で何か入れないとチェックが入るらしく接続できないので、とりあえずユーザ名、パスワード共英小文字の"a"を入れてあります。

モデムに関してもF900iT用のMac対応モデムスクリプトはないので、OSX標準の"NTT DoCoMo FOMA P2401"を使いましたが特に問題なく接続できました。

接続スピード測定結果
接続スピード測定結果

試しに速度計測サイトで測ってみると下りで83Kbpsという数値が出ました。同じ場所でAir-H"128K、auの高速パケット通信(144K)でもテストしてみましたが、こちらはそれぞれ48Kbps、36Kbpsという結果。高速パケット通信が意外に低い数値でビックリでしたが、実際の使用感に近い値ではないかと思います。いずれにしても実質の通信スピードはさほど高くないのが解りますね(いやはや…)。とはいえさすがにFOMA、従来の通信方式と比べて頭一つ抜き出たスピードです。F900iTでBluetooth接続している時には有線LANでISDN通信している位の体感スピードがありますから、Webブラウズでもそれなりに快適。あんまりモバイルしているっていう不便さを感じずに済みます。F900iTはBluetoothをオンにした状態での連続待受も50時間位可能らしいんで、バッグの中に入れて持ち歩いても大丈夫でしょう。ここにきてようやくBluetooth携帯本来の使い方が可能になったみたいですね(いやはや…)。ただ、FOMAは通信料が高く、送受信パケットも多いみたいなんでちょっと頭が痛いです。割引サービスもパケット定額制の「パケ・ホーダイ」はPCデータ通信が対象外なので要注意。データ通信をサポートしている割引サービスは結局パケットパックとか年割位しかない状態なので、積極的に通信目的で使うのはちょっとツラそう。ただ、一度使ってしまうとクセになりそうな快適さではあるんですが…


10/16/2004:G5時代のNewton

G5 & Newton久しぶりにコンスタントな更新が続いてますが、今回は本当に久々Newtonの話題(いやはや…)。G5 2GHz/DualにNewtonコネクション環境を作ってみました。このところすっかり気温も下がり、G5もおとなしくなっているので、日常の作業環境をほぼG5の方へシフトして行ってます。Newtonに関しては今までは安定性を重視してCubeのOS9パーティションを使ってデータ交換やバックアップをこなしていた訳なんですが、つなぐたびにOS切替でリブートするのは結構面倒でしたし、日常の作業はほぼOSXに移行してしまったので、OS9自体もNewtonとのやり取りの時だけ起動する様な状態になってました。

Newtonのデータ交換環境は根強いNewtonコミュニティの存在する海外ではOSX対応のコネクションツール "Escale"やiCalとの連携も可能な "nSync" なんかもリリースされてます。特にnSyncなんかは結構欲しい機能なんですけど例によって日本語が通らない様ですね。

そんな訳でデータ交換に関して日本語対応を考えると頼りになるのは現在でもやっぱりX-Port2.1J。バックアップに関してもN.C.U.という事になってしまいます。従来使っていたNewton関連のコネクションツールが果たして現在のOSX オンリーのMacで動くのか?という興味もあって、試して見る事にしました。基本的にはClassic環境での動作という事になりますが、個人的にはどうもClassic環境ってあんまりちゃんと動作しない印象が強かったんで(いやはや…)、特に通信がらみのアプリであるコネクションツールだと果たしてうまく動くんであろうかと、半信半疑で取りかかりました(いやはや…)。さすがに最近のマシンにはClassic環境はインストールされていないので、G5付属の "Additional Software"CDからセットアップします。やはりG5プロセッサの威力なのか、殆どエミュレーションという感じがしない自然な使い心地。Classic起動もとても速く30秒足らずで起動してしまいます。G4だと本物のOS9を立ち上げるのに近い時間がかかってましたんで、この辺りは嬉しかったです。

後はおなじみのN.C.U.、X-Port、NTKをセットアップしました。N.C.U.に関しては内蔵メモリをリストアしたりする時にはどうしてもシリアル接続が必要になりますが、幸いCubeで使っていたKeySpanUSB Twin Serial Adapter があったので、サイトから最新版のドライバ(OS9用)を落として来ました。こちらにも注意書きがありますが、Classic環境でアダプタを使う際にはOSX用ではなくOS9用をセットアップする様にします。各ソフトのインストールはOS9の時と全く同一。NTKではApple Modem ToolやAppleTalk ADSP Toolをシステムフォルダにインストールするようになっていますが、この部分はとりあえずClassicのシステムフォルダに入れておきました。恐る恐る(いやはや…)起動してみると、各ソフトともあっけなく立ち上がってしまいました。シリアルケーブルでの接続も問題なく、まずは一安心。

もう一つコネクションツールで気になっていたのがEthernet環境での動作でした。やはり日常使用にはEthernetの速度が欠かせません(いやはや…)。この辺りはエミュレータであるClassicがうまく制御してくれるのかかなり不安だったのですが、結果は問題なく各ソフトとも接続可能でした。但し、Ethernetの場合はNewtonで使用するEthernetカードと相性があるみたいで、一番ポピュラーなFarallonのEthernetカードだと接続のタイミングが難しくて、すぐにカードの電源が切れてしまい接続出来ない場合がありました。一度つながってしまうと通信中に切れたりすることはないのですが、ちょっとナーバスな感じです。逆に我が家の環境ではWaveLAN Driverを使った無線LAN接続の方がずっとすんなり繋がりました。データのバックアップも問題なしで、G5では無線LANをメインに使ってみようと思ってます。

あとOSXでNewtonのデータを扱う際に気にしなければならないのがNewtonアプレットファイルの拡張子の問題です。Newtonのアプレットは拡張子がOSXでも使われている.pkgになっているためOSX環境では正しく認識されなくなってしまい、N.C.U.でインストールするパッケージを見つけようとしてもファイル選択リストに表示されないといった現象が起こる訳です。私は "Packager" を使ってファイルタイプ、クリエータの情報を変更する事で対処してます。

最新のMac環境でも使えるNewton。まだまだ頑張れそうであります。


10/09/2004:ADC de Dual PC

PowerMac G5での環境作りも一段落して、従来愛用していたCubeとの棲み分けが気になってきました。ちょっと室温が高いと、爆音を発するG5くん。最近でこそ気温も下がってすっかりおとなしくなっているものの、温度に関してはかなりシビアなご様子。このままでは来るべき来夏のDVD視聴時がかなり気になります。この分野に関してはリビングルームPC的な性格の強いCubeの方が向いていると思いますんで、22インチシネマを兼用するデュアルPC環境を作ってみる事にしました。

従来Cubeには性能で選んだGeForce3を搭載していたんですが、さすがに発熱がすごくてデスクファンの補助冷却なしには安定使用が望めない状況でした。これだとCubeの背後にファンを置く必要があるんで設置場所にCube筐体の倍くらい奥行が必要になってしまうし、見栄え的にも印象がかなりスポイルされてしまいます。今まではラックに押し込めていたんで、そういった見た目の弱点は結構気にならなかったんですが、今度は棚の上に本体を置かざるを得なかったので、デスクファンの援護は不可能に(いやはや…)。結局ビデオカードを冷却対策したGeForce2に載せ替えてしのぐ事になりました。

経験上、GeForce2クラスでもそのまま搭載してしまうとそれなりに発熱があり、長時間の安定動作には不安があると考えていたんで、きちんと冷却対策をすることにしました。カードの冷却対策にはspiricaで販売している拡張ヒートシンクを使用。補助冷却用のファンも装着して万全の体制(いやはや…)。殆どカード全体を覆うアルミのヒートシンクを取り付けると仲々ハードな雰囲気に(いやはや…)。結構綺麗だったりするんですが、普段は見えないのがちょっと残念かな。取り付けるとやはりヒートシンクの効果か、手を排気口にかざしてみるとDVD視聴時でもグラフィックカード上の排気温度はオリジナルのRage128Proとさほど変わらない位まで下がっている感じです。動作も安定している様だし、CubeにとってはGeForce2辺りのカードが性能、安定性を考えると丁度いいみたいです。

Cubeの熱対策が一段落して、今度はシネマディスプレイを併用するデュアルPC環境の構築に移る訳なんですが…ここで思わぬ不幸が(いやはや…)。

調べてみると、販売されているADC切替機はATEN の"master view"とNew Motionの"ADC Sharing box"位だったので、とりあえず価格も安価でデザインもスマートなmaster viewを選んでみたんですが…このmaster view、ビデオカードとの相性がかなりあるみたいで、残念ながらG5に積んだRadeon9600XTとの相性は最悪(いやはや…)。何やらノイズを拾ってしまう様で、ディスプレイ上で黒が表示される部分に斜線状にノイズが乗ってきます。チラチラと赤や白、緑のピクセルがランダムに明滅して何とも不快。おまけにmaster view本体からも「キーン」という高周波的なノイズが出てこれまた大いに気分が悪い(いやはや…)。

そんなこんなで折角買ったもののmaster viewはとっとと放り出してしまい、ADC Sharing boxを試してみました。当初は結構筐体がゴツくて高価だったこともあって、敬遠してしまったんですが、実際に使ってみるとノイズも全く出ず快適な使い心地。双方のPCを起動中にボタン一押しで画面切り替えできるのは想像以上の使い良さです。本当はディスプレイのUSBポートにキーボードをつなげればキーボードやUSBマウスも併用出来るんですけど、折角ワイヤレスキーボードにしたのにちょっと戻りにくい感じですね。ひょっとするとD-Link DBT-120 USB Bluetooth アダプタをディスプレイのUSBポートにさして、同じBluetoothキーボードとマウスを双方のMacで認識させてやれば併用できるのかも知れないですけど、Bluetoothって一度接続が切れてしまうと再接続後のデバイス認識に結構時間がかかったりしますからね、ちょっと難しいかも知れません。


09/24/2004:PowerMac G5

いやいや、またまたご無沙汰しておりました。下の記事の日付を見たらなんか1年ぶりの更新だったりしますが、それはまぁマイペースってコトで(いやはや…)。

そんな訳で、G5も3世代目になった事だし、最近ようやくあちこちで導入されだしたし、っていうことで我が家にもやって来ましたG5くん。どうも例によって2.5GHz/Dualとかは激しい品不足(その割に、銀座とか心斎橋とかのApple Storeではお持ち帰り可能だったりするらしいんで、良く解りませんが…)みたいだったので、安定供給の2GHz/Dualにしました。BTOでグラフィックカードをATIのRadeon9600XTに、メモリ2GB、Bluetoothモジュール内蔵、ワイヤレスキーボードとマウスの構成にしてみました。G5に関してはメモリの相性も結構シビアらしい(ただ、BTOで増設してもハズレはあるみたいですが)のと、筐体がデカいんであんまり本体のフタを開けたくないってのもあって、メモリ含めておまかせBTOという次第。

例によって狭い我が家での開梱〜設置は苦難の連続(いやはや…)。まず箱がデカくて家に入れたら玄関が一杯に(いやはや…)。とにかく箱のまま部屋に持ち込むのはできそうになかったので、いきなり玄関で開梱ということになりました。本体もデカイのは実際見て知ってはいたものの、改めて我が家の部屋に持ち込まれて見ると尋常ではない巨大さです(いやはや…)。Webの写真とかで見ると、そんなに大きく見えないですが、大きさ的には一般的な家庭用PCというよりオフィスのグループサーバ(Win2003Serverとかが動いてるヤツですね)に近い感じなので、特に横から見たときのマッス(かさ)が結構あって、仲々威圧感があります。

重量に関しては公称20.2Kgだったりしますが、実際持つとハンドルのおかげでそんなに重いっていう感じはしないです。部屋の中とかの移動なら男一人で十分対応できるレベルです。さすがにハンドルもったまんま気軽に取り回しするって訳にはいかないですが、持ち上げてラックに入れたりとかはそんなに苦労せずに可能でした。問題はやっぱり筐体のデカさ。我が家の場合色々通路が狭かったりするので(いやはや…)、先に本体を通してから筐体をまたいで体を通すとか(いやはや…)、色々やりながらの搬入になりました。

そんなこんなで格闘すること約30分、G5くんはようやっとラックに収まりました。右はあんまりないであろうCubeとのツーショット(いやはや…)。こうやって比較するとG5のデカさが改めて実感されますね。ちなみに箱とか梱包材(巨大な発泡スチロールの塊)は当然保管できる訳もなく、本体の動作確認後速攻処分と相成りました(いやはや…)。

で、実際に使い始めてみての感想ですが、早さ自体は第一印象で「爆速ッ!」って程速い感じではないです、残念ながら。OSX自体、インターフェース周りの最適化って最近結構進んできた感があるんで、正直なところ今までのG4/800MHzとかでも日常的な使い勝手ではそこそこ快適だったりしてました。ただG5に関しては、しばらく使っていくといろんな部分の動作がちょっとずつ速くなってるんで、全体的な満足度としては使っている内に段々上がってきます。例えるとスルメとか、そういった類の満足感でしょうか(いやはや…)?デュアルCPUのおかげで裏で重い処理をさせても表で動いてるアプリが影響受けにくくなってるとか、そういう部分が大きいのかも知れないですが、とりあえず非力なマシンでOSXを動かしてる時に時折感じる「頼りなさ」って感覚は殆ど感じないですね。

騒音とか熱とかいう部分ではやっぱりありますね(いやはや…)。音はちょっと暑めの室内で使うと業務用サーバ機程度のファン音がしてきます。G5のファンコントローラって、動作にちょっと癖があるみたいで、SupreDriveの下くらいにあるファン(位置的にはPCIスロットの反対側なんで、恐らくグラフィックカードの冷却を受け持ってるファンだと思いますが…)は一度トップスピードで回り始めると再起動するまで回転が落ちなくなります。これは一旦スリープさせて内部の温度が下がったところでスリープ解除してもやっぱりトップスピードで回り始めるんで、そういう制御になってるみたいですが、もうちょっと細かく制御して欲しい処。逆に意外だったのはプロセッサを冷却してる大型のツインファンが意外と低速回転しかしない点。こちらのファンに関しては全然フル回転してる様子がありません(いやはや…)。そんなこんなでG5くん、とりあえず起動直後の十数分程度はびっくりする位静かなんですがね(いやはや…)。まぁこのクラスのマシンになると、やっぱりある程度空調の完備した環境で使うってのが前提なんでしょう。

熱に関しては今までもGeForce3の熱風に耐えて来たんで、そう変わらない気もしますが、しばらく動作させていると部屋の中がモワンとしてきます。扇風機で強制冷却していない分、多少マシといった処です。音の問題と併せて、使うならちゃんと空調した環境で使った方がマシンも人もストレスが少ないと思いますね(いやはや…)。

【おおしまにおまかせ…じゃないかも】

下でご紹介してたBluetooth通信用モデムアダプタですが、その後Appleが配布したBluetoothモジュールのファームウェア・アップデートをした辺りで通信できなくなりました(いやはや…)。色々試行錯誤をしたものの結局うまく行かず、今ではauの携帯+TDKのBluetoothアダプタで通信してます。この組み合わせだと結構安定して通信できるんですが、Bluetoothに関してはまだ色々と整備途上といった感がありますね。ちょっと残念でした。


09/23/2003:Bluetooth Mobile

やっぱり買ってしまった12インチPowerBookG4(いやはや…)。この間マイナーチェンジモデルが出ましたが、基本性能はそんなに変わってないみたいで一安心(いやはや…)。ですがこのPowerBook、室内ではAirMacのおかげでネットも快適なのに、一歩外に出るとPCカードスロットがないばっかりに苦労の連続。一応USBポートに接続するPCカードアダプタとかも買ってみたんですが、USBケーブルの先にくっついた通信カードをズルズル引きずる有り様は、最早モバイルの域を超えております(いやはや…)。どうも本体との一体感とか、そういうのはまだまだPCカードスロットに一日の長があるみたいですね。

このPowerBookで通信されている方は、最近ホワイトカラーモデルも登場したAH-F401Uをお使いの方が多いのかも知れないですが、個人的にどうもあの出っ張り具合が苦手だったのと、これ以上データカードの種類が増えるのは通信料的にもツラいので、何とか手持ちのカードが使えないかと情報を物色してみるとこんな記事が(いやはや…)。この記事によればAirH"のコンパクトフラッシュ型通信カードとソニーのハンディカム用Bluetoothモデムアダプタを使って、MacでBluetooth経由のインターネット接続が可能だとの事。なんとコレ、1年以上前の記事なんですが、Bluetoothに関してはNTTドコモの人もこんな発言をしてる位で、携帯各社の対応も今一歩腰が引けてる感が強く、今後も新機種が出てくる可能性は低そうと思ってましたんで、正直灯台元暗しといった感じでした。記事では通信カードにCFE-02(注:このリンク先ページははSafariだとうまく表示されません)が使われていたんですが、手持ちで前機種のCFE-01があった事も手伝ってチャレンジしてみる事に(いやはや…)。

早速、件のモデムアダプタBTA-NWPを手に入れ、CFE-01を突っ込んでみたんですが、これが全く動かない(いやはや…)。確かに動作確認機種ではなかったものの、CFE-01はCFE-02と兄弟に当たる様な機種だったんで多分大丈夫だろうとタカをくくっていたのが失敗でした。差し込んでスイッチを入れるとアダプタ側のインジケータが総て点滅し、カードを認識できない状態でした。こうなるとCFE-02を入手するしかない訳ですが、何と頼みのCFE-02も現在では殆ど販売終了という状況。急遽オークションで白ロム機を入手、機種変更する羽目に(いやはや…)。

何とかCFE-02を入手、BTA-NWPにセットした状態がこちら。大きさは手帳サイズ。アルカリ単三乾電池2本でバッテリ駆動可能ですが、連続使用では約1時間、待ち受けでも連続1.5時間しかバッテリが持たない燃費の悪さ。とりあえず屋外で使用する際は予備バッテリが必携ですね。乾電池ではちょっと運用コストがかかりそうなんで、乾電池タイプの充電池を用意した方が現実的かもしれません。使用する通信カードについては手持ちのMC-P200でも試してみたもののこちらも認識せず。基本的に推奨機種以外では動作しないと思った方が良さそう。

カードをセットしたらシステム環境設定の"Bluetooth"でBTA-NWPを使用するデバイスとして登録します。この辺りの具体的な手順は前述のMacWIREの記事が参考になります。記事はベータ版のBluetoothソフトウェアを使っていましたが、現在のバージョンも設定項目はほぼ同じです。CFE-02のCCLファイルについては、現在ではNEC InfrontiaのサイトからMac版(OS9として掲載されていますがOSXでも問題なく使用できます)(注:このリンク先ページははSafariだとうまく表示されません)が入手できますので、記事のように手動でコマンドを打つ事もなく接続できます。登録が完了し、デバイスがMacに認識されるとネットワークポートにBluetoothモデムが追加されるので、ここで通信関係の設定をしてやれば完了です。

ただし念のため申し添えますが、通信機器に関しては相性の問題が結構シビアで、同じ機種のハードでもファームウェアのバージョンが違う事で通信できなかったりする場合があります。万一お試しの際はその事をご理解のうえ、自己責任でチャレンジしてくださいませ(一応お約束という事で…)。

上は左から"ネットワーク"、"インターネット接続"での接続状態、"モデム"メニューバーでの接続状態。

さて実際の使用感ですが、スピードはPCカードスロットに直接差し込んだ場合の通信に比べると若干遅い感じです。ソニーのサイトでもFAQでauのBluetooth携帯、C413S を使用した場合で最高30kbps という数値があげられていますので、残念ながらPIAFS64の性能は活かせていないスピードです。モデムアダプタが結構高価である(普通なら前述のAH-F401Uを購入した方が早くて安い)点も踏まえると現時点でベストな選択肢であるとは残念ながら言えないのですが、速度は遅いものの屋外でもAirMac同様、本体に何も接続しない状態で通信が出来るのは非常に快適です。ちょっと見栄坊の感が強いですが、使っている満足度はそれなりに高い通信方法です(いやはや…)。

同様な通信方法をとる装置としてはハギワラシスコムのB-port IIがありますが、対応通信カードがNTTドコモのものに限定されている事や、例によってMacはサポートされていない事などから今回以上にリスキーかも(いやはや…)。


04/06/2003:Cube 800MHz

またまた大変ご無沙汰しておりました。相変わらずNewtonでプライベートな情報は管理していたりするのですが、私的な使い方としてはもう殆ど固定してきた感がありまして、無線LAN環境が整った辺りで自分的にも必要十分条件を満たした状態になってました。そんな訳で最近はNewton的には殆ど新しい事はしてなくて、完全に日常の道具として定着しているっていう感じです。とりあえずNewtonに放り込んでおくと情報の散逸が防げるのは、ズボラなワタシにはとってもありがたいですね。ハード的に完結しているっていう状況も逆にコンスタントに使っていけるという安心感(…っていうか開き直りかな?)を生みだしてますしね(いやはや…)。

で、最近はどっちかっていうとPC関連の環境改善にご執心(いやはや…)。巷のCubeユーザーの間で話題のCPUアップグレードにワタシもチャレンジしてみました。

情報を集めてみると、やっぱり筐体の小さなCubeに発熱量の多い高速CPUを搭載するのは大変な様で、筐体内の高熱と電源容量不足で電源ボードのコンデンサーが焼けてしまうトラブルが多いみたいです。そんな中で、比較的安定しているのがSonnetのCRESCENDO/ST G4 800MHzらしかったので、価格的にもこなれてきたところで購入しました。

既にあちこちで情報が出ていますが、搭載は殆どCubeの筐体をバラバラにしなければならないので、難易度は高いです。HDやビデオカードの交換等、何度か内部をいじった事があり、Cubeの内部構造(部品の組み付け)がある程度見えていれば比較的スムースに装着できると思いますが、これが筐体を開ける初めてという方は取り付けてくれる販売店を探した方が良さそうです。

筐体のバラシ自体は同時購入するCube Installation Kitに写真入りの手順書(英文)が同封されているのでそれ程悩む事はありません。それより作業上の一番のヤマはCPUカードの交換自体でした。

ビデオカードをライザーカードごと外し、メインのロジックボードを外すのですが、CPUカードが巨大なヒートシンクにガッチリと固定されているために、手順書ではロジックボードと一緒に外れる筈のCPUカードがヒートシンク側に残ってしまいます(いやはや…)。ロジックボードを外す為にボードを手前側に傾けたところで、CPUカードのコネクタが外れてしまうという事態に(いやはや…)。

ヒートシンクには厚めの放熱プレートが密着しており、手順書ではこのプレートごとヒートシンクから外れている様なのですが、非常にガッチリ取り付けられていて外れそうにありません。仕方がないのでCPUカードはこの状態で交換することにし、カードを固定している金属製のツメをドライバーで押さえながらカードを外しました。

ロジックボードとCPUカードの間にはカード間のクリアランスを取るためにパイプ状のスペーサーが3カ所あり、穴にスプリング付きの長ビスを通して両者を固定しているのですが、結局CPUカードの交換を基盤を直立させた状態で行わざるを得なくなったため、ボロボロ外れて具合が悪いので、組み立て時にロジックボード側に瞬間接着剤で仮止めしてしまいました(いやはや…)。

この状態でCPUカードを交換し、更にHDと光学ドライブのマウントされたユニットを外して筐体底部に放熱ファンを取り付けます。この段階ではこれで果たしてうまく組み付けできるのか結構不安でしたが(いやはや…)。これ以外に方法がなさそうなのでこのまま行く事に(いやはや…)。

しかし、実際に組み付けてみるとさすがに部品の組み付け精度は高い様で、それ程苦労せずにコネクタの接続ができました。この辺りはちょっと拍子抜けの感はありましたが、ほっとしたのも事実(いやはや…)。

実は私の環境はビデオカードを高発熱で知られるGeForce3に換装し、しかも22インチシネマディスプレイにADC接続と、電源ボードに負荷をかけまくる構成にしているため、お守りの意味も含め、使っていないAirMacカード用のマウントプレートとアンテナは外して、少しでも筐体内部に空気が対流できるスペースを開けました。

こうして写真を撮りながら約1時間半ほどかけて交換した訳ですが、結果からすると思った程体感速度は上がりませんでした。もう少しシャキシャキ感がアップするかと思ったのですが、良く見ないと450MHzの時との差が分からない感じです(いやはや…)。この辺りはHDに省電力タイプの5400回転ドライブを使用している処にも原因があるのかも知れませんが、この上消費電力を上げるのは危険そうなので、とりあえず此処までにしました。ただ、ファインダ周りのモッサリ感は着実に解消されており、OS X上でPhotoshopを使っての作業もそれなりに反応速度が改善されてはいますので、Cubeを少しでも長く使いたい場合にはいい選択肢だと思います。

ただCPUを交換することで確実に発熱量は増加します。私の場合はGeForce3搭載時点でそれまで使っていたUSBポートに接続する外付けファンに加え、背後に無印良品のデスクファンを置いて冷却していましたが、今回内蔵ファンもプラスして3ファン構成で冷却しています(いやはや…)。騒音に関しては轟音鉄仮面に迫る勢いなのですが、特にデスクファンの風量は筐体内の強制放熱に威力を発揮しています(それでもビデオカード上の排気は43、4度あります)。私の場合、どちらかといえばCubeを省スペースデスクトップとして選択したクチですのでこんな事をしてしまいますが、静粛性を重視する方だと放熱の問題は解決が難しい問題かも知れませんね。特にGeForce系ビデオカードの発熱は内蔵ファンだけでは対応不十分だと思います。何らかの対応は必須でしょう。


09/01/2002:PowerBookG4

なんか買ってしまったです、PowerBookG4(いやはや…)。ただ、新品ではなくオークションで手に入れた最初期のG4/400MHz。この辺りは最近ようやく一般的なPCの価格位まで降りてきてる様です。例によってメモリ増設したりとか、AirMacカード入れたりとか、USキーボードに換装したりとか、色々手をかけたのでまた結構かかってしまいました(いやはや…)。最初についていたJISキーボードは打鍵時に沈んだりとか昔のPB500シリーズを思わせる様な、結構ペナペナした感じだったんですが、最近の部品は改良されているのか、交換したUSキーボードは剛性が上がっている様でした。このマシンはOSXメインで使いたいと思っていたので、HDもパーティションを7:3位の比率でOSX側に振ってます。

OSは早速Jaguarを入れてみました。上書きだといつも以上にトラブルが多そうなので、入手直後なのを幸いスッキリクリーンインストールしちゃいました。インストールや動作も特に問題なく、スムースにセットアップ完了。うちのPBG4はビデオメモリ8MBとかの機種ですけど、結構シャキシャキ動きます。さすがにグラフィック系とか、微妙なカーソルコントロールが要求される部分だと、まだOS9の方が快適ですが、一般的なWebブラウズとか、メールとかの用途なら全然問題ないですね。DVDプレーヤーの機能も改良されてるみたいで、うまく再生できなかったり、字幕が出なかったりするソフトの再生も改善されている様です。いやぁPBG4、ポータブルDVDプレーヤーとしては最強ですね(いやはや…)。そういえばATOK15でアドレスブックの日本語入力が変になる現象はこちらでも発生しました。一応先頭に半角スペース入れると入力出来るみたいですが、殆どアドレスブックとか使わないのであんまり影響ないですが(いやはや…)。

後、アピアランスいじったりするフリーやシェアのユーティリティは何だかうまく動かないです。実はあんまりアクアのデザインって好きではないんで、Cubeの方はアピアランスをiTunes3風に変更してたんですが、10.2だとこの辺の変更がうまく行かないです。Cubeの方はビデオカード変えたりしたんですが、日常使用ではそれほどモタつく事もないし、うちの場合DVD再生で結構イレギュラーな環境を作っちゃったりしてるんで、こちらはもうちょっと現状のままで行こうかな?とも考えてます。


07/21/2002:G4Cube CD-RW と OS X と DVD

そんなワケでCubeのディスプレイカードをGeForce2 MXに交換(ちなみに交換にはちょっとコツがいりました。殆どスペースがないので、コネクタから直に外すのは無理で、コネクタの向きを直角に変換しているライザーカードごと外してその上でコネクタを外すという2段階の取り外しが必要。その後Rage128のブラケットを外してGeForceに装着した上で再度本体に取り付けます。作業にはトルクスのT8、T9、ブラケット交換に普通のちょっと太めなプラスドライバと精密プラスドライバ、ナット回し(ラジオペンチで代用可)を使いました。)

ようやくJaguar readyになったのもつかの間、このカードDVD再生に滅法弱いという大きな弱点が。Appleのディスカッションボードでも話題になってましたが、一応高性能カードなんだからこういうのは勘弁してよ(いやはや…)。Rage128の時は何でもなかったのに、OS9のDVD Playerでは激しいコマ落ちが発生、音までコマギレに聞こえる様な状態で、殆ど実用に耐えなくなっちゃいました。

一番簡単なのは、あきらめて元のRageに戻してしまう事なんですが、もうちょっと遊んでみようと言う事で、OS Xだとスムースな再生ができるという情報を元にこの際だからとOS X導入を決定、OS X対応の外付DVD-ROMドライブを捜すと加賀電子のFSLOT624DVがOS Xに対応しているらしかったので購入し、OS Xのインストールと併せてセッティングしました。

しかし、ご存じの様にAppleのDVD Playerはインストール条件が結構シビアで、案の定ダウンロードしたDVD Player3.1.1はCD-RWモデルのCubeにはインストールできませんでした。しかもFSLOT624DVの動作条件はあらかじめDVD Player3.0がインストールされている事なので、事実上DVDドライブを持たない機種のOS Xでは動作しないという事態に(これじゃOS X対応とは言わんのではないか?)。

じゃぁ、上の画像はどういうことなのか?という事になりますが、実はDVD Playerのインストール機種チェックを外す方法がありました。ただしこれだけでは外付DVDドライブを認識できないので、更にDVD Playerにパッチを当ててます(いやはや…)。詳細は下のページをご参照ください。

Old Friend / Macintosh

なお、現在のところOS10.1.5にアップデート後のDVD Playerにはパッチが当てられないそうなので、OS10.1.3でパッチ後10.1.5にアップデートという手順になるそうです。これならJaguar発売1ヶ月前に現行ヴァージョンを購入したワタシの立場も保たれたというもの(いやはや…)。ようやくDVDが観られる様になって嬉しさもひとしお。DVDドライブもスロットローディングになって、随分使いやすくなりました。ただ、色々イレギュラーな事をしているからか、再生中に設定を変えたりすると字幕の上部にノイズが出たりすることもあって、途中で設定を変えない様にして使ってます。

CubeでOS Xというのもちょっと不安ではあったのですが、我が家ではOS9に比べてそんなに遅い感じもなく使えてます。画面も綺麗だし、これなら徐々に移行できるかな?という感じです。

●その後確認してみたら、今まで使っていた外付DVD-ROM/CD-RW、FSCOMBの方も動作しました(いやはや…)。まぁ両者とも多少DVDを選ぶところがあるみたいですが(字幕がうまくでないとか、ノイズが出るとか)、嬉しいような悲しいような…(いやはや…)

※ご注意※ 上の記事はあなたの環境で同様の動作結果になることを保証するものではありません。お試しの際はあくまでも自己の責任においてお願いいたします。


07/13/2002:Cinema Display

いやはや遂に買ってしまいましたですApple Cinema Display (22インチ)。例によって散々迷った挙げ句に物欲に屈服してしまった結果、こういう事に相成ったワケです(いやはや…)。

結局ヨドバシのネットショップで買ったんですが、送料無料とか、ポイント還元10%とか考えると、ココが一番安いみたいですね。トータルコストで見るとAppleStore for Educationとかより安いです。在庫を持ってたみたいで注文したら翌日には届いちゃいました。しかし、デカイ。とにかくデカイです。箱もかなり大きくてスペースのない我が家では箱から本体を取り出すのにも難渋する始末(いやはや…)。机の上に置いたら目の前が殆ど液晶画面になっちゃいました(いやはや…)。

画質はさすがにデジタル接続だけあってシャープの一言。強烈に広いデスクトップはやはり快適ですね。Photoshopとか、パレットが一杯出るソフトの使い心地は凄く快適。IEとメールソフトの画面を並列表示させるなんて使い方もできます。ただ、これだけ画面が広いと画面の微妙な色ムラとか輝度ムラとかは一般の液晶ディスプレイに比べて目立ちますね。まぁ我が家の設置環境の場合、ディスプレイ面積の割に画面までの距離が短いので液晶画面の視野角の問題もあるみたいですが…幸いドット欠けのない筐体に当たってラッキーです。ちなみにCinema Displayの電源ボタン、なんとメカニカルスイッチなんですね。てっきりタッチセンサーなんだと思ってましたが、透明の筒状になったスイッチを下から上に向けてグイッと押し込む事でスイッチオンします。

ディスプレイカードはCubeノーマルのATI Rage128 Proですが、通常使用には全然問題ないです。スクロールとかはむしろ以前のE141Lなんかより早いです(いやはや…)。ただ、Jaguar対応ってワケでもないですが、32MB SDRAM搭載のNVIDIA GeForce2 MXも入手できたので、時間を見つけて交換しようと思ってます。



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