日常生活の片手間に、ちっちゃなサイトを運営している小市民のわたし。
そんなわたしが感じたり見たりしたことをメモしていくコーナーです。



07/20/1999:NeXT

現在発売中の"AXIS"誌にNeXTの記事が出てて、なんか「くぅ〜!」な状態になってます(いやはや…)。わずか2ページ、現在のNeXTユーザーのレポートなんですが…ああっ…Cubeいいなぁ!当時モノとして凄い欲しかったんですが、恐るべき高価格に手が出ず現在に至っております。

NeXTの渋好みのデザインってMP2000シリーズとも相通じるものを感じちゃいますが、いやぁ、「道具としてのコンピュータ」本来のデザインラインってこうなのよ(いやはや…)。さすがに現在では非力なCPUはツラい処でしょうが、「B&Wのロジックボードとか仕込んでMacOS走らせたい(ああNeXTユーザの方、石を投げないで!)!」とか、「チャラチャラしたオモチャパソコンはどっか消えろ(いやはや…)!」とか熱に浮かされております。

Cube自体は秋葉原のパーツ屋なんかにたまに出物があるみたいなんですけど…



【おおしまにおまかせ】
Newtonユーザーにはおなじみのコンピュータブティックイデアですが、独自ドメイン取得に伴ってWeb関連のアドレスが変更される模様。新アドレスは
http://www.ideastore.co.jp/。現在はトップページのみですが、8月にリニューアルオープン予定との事。これからもNewtonよろしくお願いしますね。


07/18/1999:ダイヤ改正

私が通勤で使う小田急線がダイヤ改正したんで、日曜日は少し時間をとってNewtonに改正時刻を入力してました。こういうのってこまめにメンテして信頼性を確保しとかないと、役に立たないですからね。ちなみに私の場合、時刻はおなじみの"時刻表"と"QF Pro"で管理してます。

普通は急行電車の発車時刻を"時刻表"に入力して使ってますが、くたびれた時とかはロマンスカー使ってNewtonでメール読んだり、飲み食いしながら帰ってくる時もあるんで(いやはや…)、そっちの時刻は"QF Pro"の方に入れてます。

ロマンスカーは途中の停車駅とか分かると、「あ、この列車なら向ヶ丘遊園しか止まんないから空いてる席に座ってても大丈夫だ」とか、作戦が練れるんで(いやはや…)スプレッドシート型の時刻表が便利。ちょうど下に改正前の特製時刻表が出てますからご参考に(いやはや…)。

入力はPC側のExcelでシートを作って"QF Exchange"で転送、Newtonに流し込んだ後、セル幅を調整したりして見やすく編集します。改正後は本数は増えたものの、向ヶ丘遊園停車が減ってちょっと厳しい状況です(いやはや…)。

そういえば"QF Pro"って立ち上げるたんびにラベルロック(タイトル部を固定表示する機能)が解除されちゃうんですけど、この辺りは"QF Works"だとちゃんと残るんですよね。でも表示できるエリアはProの方が広いし…悩むトコですね(いやはや…)。


07/16/1999:2つのQFをちょっと便利にするツール

Newtonのスプレッドシートを代表する2つのパッケージ、"QF Works""QF Pro"。同じPelicanWareのアプレットながら、普通にインストールした状態だと、2つのパッケージには互換がなく、それぞれで作った書類をやり取りする事もできないんですが、QFシリーズ用のツール、"QF Pro <-> QF Works"を使うと双方向で書類のやりとりができます。


"QF Pro"(左)と"QF Works"(右)。

QF Pro <-> QF WorksはQFシリーズのプラグインの様なパッケージらしく、インストールすると、双方のToolメニューに"QF Pro <-> QF Works"という項目が現れます。これを選ぶだけで、それぞれのシートやブックを変換する事ができます。ご覧の様に日本語が入っているシートも問題なく変換。基本はQF Proへの移行ツールなんでしょうが、それ以外にも何か使えそう(いやはや…)。

お次はQF Worksの機能強化ツール、"Palette""QF Works Scroller "。どちらもQF Proの機能を一部QF Worksで実現させるツールです。Paletteはツールパレット。テキストフォーマットやスタイルの変更、小数点以下桁数切り上げ切り下げなんかをフローティングパレットから選べます。QF Works Scrollerはスクロールツール。これもPro版のスクロールコンソールを実現させるツールですが、フローティングな分、本家より使い勝手はいいかも(いやはや…)。いずれのツールもPro版でも動作しますんで、好みによって使い分けるのもいいかも。

特にQF Worksに関しては、X-Port2.1Jと組み合わせるとCSV形式でデスクトップと日本語スプレッドシートのやりとりもできますし(エヌフォーが実質的にQF Exchange日本語版のリリースを取りやめた背景には、この辺の事情もあるのかな?)、こうやってQF Proの機能も取り込めるとなると、結構使えるツールになりそうですね。


07/13/1999:おおしまにおまかせスペシャル

えーみなさんこんばんは。今回は特別企画【おおしまにおまかせ】スペシャルってコトで、Newtonからはちょっと離れますが、ワタクシのコンピューターライフに起こった最近の出来事なぞを(いやはや…)。

今回はスペシャルなコーナーにはスペシャルな話題ってコトで、ワタクシのPowerBook1400 G3/233スペシャルがさらにスペシャル化、なんと当社比2倍スペシャルなマシンになっちゃったって件をご報告しましょう(いやはや…)。最近巷で話題、既にMP2100をカスタムペイントした方(木箱のApple Iに通じるイメージっていうか、木製筐体〔ってコレはペイントですけどね〕の電子機器ってなんかカルチャーショック受けちゃうみたいなイメージですね…)もいらっしゃるらしいジェイドカスタムペイントブックカバー買っちゃいました。

PB1400はご存じの様に本体上面のブックカバーが簡単に換装できるんで、元に戻せない本体ペイントに比べると、気楽にチャレンジできるのが嬉しいですね。セットにはブックカバーだけじゃなく、液晶パネル開閉部のヒンジやリアパネルも付いていて、全体的なカラーバランスがうまく均衡する様に工夫されています。塗装はさすがにプロの仕事って感じで、表面の艶やかな質感には思わずうっとり(いやはや…)。なんか樹脂むき出しのボディ部分も黒でペイントし直して、カバーに質感を合わせたくなっちゃいました(いやはや…)。渋いPB1400が、一転ゴージャスな雰囲気を醸し出してくれます。

ちなみにPower YU等ではあんまり店頭在庫を置いてない様なので、オンラインで注文した方が確実みたいです。


07/11/1999:PN895

以前お伝えした、現在でもNewtonをサポートするFarallonのEthernetCard、PN895ですが、"日・記・部・屋"の都築さん("Bonsai"や"LIneBox"の作者としても有名ですね)が使用レポートを掲載して下さいました。

PN595-TPはさすがにゼロワンショップにも在庫がない様で、結局PN895を購入されたそうですが、問題なく動作したそうです。Newton用ドライバディスク同梱、セットアップマニュアルにもちゃんとNewtonのセットアップ方法(英文)が紹介されているそうです。

都築さん、情報どうもありがとうございます!

そんなワケで、Newton用EthernetCardを探してたアナタはコレでしょうか?

【おおしまにおまかせ】
イデアのMP2000UGが入荷した模様。価格は当初予定より若干上がって\239,000になった様です。前回同様NLK同梱らしいんで、その部分をどう評価するかで、PX STORE版かこちらかを判断ですかね?ちなみにCarrying Caseは完売との事。Project Macでは
MP2100Eの中古+JLK(NLKの事?)を販売してる様ですが、かなり強気な値付け。もうちょっと下げないとツラいと思うけど…MP2100Eは五州貿易本体のみの新品\198,000で在庫ありとの事。ここは他にもMP2000のアップグレードキット(\39,800)とか、アクセラレータとか色々ありますね。


07/08/1999:お買い物情報

イデアの方に"Apple MessagePad Leather Carrying Case"が少数入荷しているとの事。価格は\17,800(税別)。数量限定のため、なくなり次第販売終了との事。同時にMP2000UGも再入荷予定との事です。価格はPX STOREを睨んだ(?)\238,000(税別)。前回販売分は実はNLK同梱だったため、今回もオマケには注目が集まりますね(いやはや…)。

【おおしまにおまかせ】
前回お伝えしたデータベースアプレットNotionですが、色々といじくってます。名前やアドレスといった項目がNamesから取り込めたりといった、いかにもNewtonらしい小技に関心したりしてます。実はこのNotion、レジスト後のフルパッケージには"Notion Connect"っていうデスクトップPCとのコネクションツールも付属しています。CSV形式のテキストデータをやりとりできるんですが、やっぱり日本語は通りません。

ただ、インターフェースがQF Exchangeそっくりだったのと、タブ区切CSVを無理矢理転送してAutoDetectで1項目ずつ変換すると、ちゃんと日本語に復元できるんで、これはと思ってQF Patchの作者の方にお尋ねしてみたのですが、内部の構造は全然違う様で、ちょっと対応は難しいとの事でした。

まぁ手間を惜しまなければ1項目ずつ手動で変換して、コード変換を行う事は出来るんですけど、ちょっとね(いやはや…)。ちなみにNotion→PCはX-Port2.1JでCSV形式で書き出し可能です。

【その後の進展】
PC→Notionも、タブ区切CSVをX-Port2.1JでNotesかWorks Paperに転送し、Select Allしてフォーマットを合わせたNotionのリストにCopy&Pasteする事で、日本語データを一括して取り込む事はできる様です。とりあえずX-Port2.1Jとの組み合わせで、多少なりとも日本語データをデスクトップPCと共有する事ができそうで、またもやワクワク(いやはや…)。


07/04/1999:Newtonで情報を整理する〜Notion〜

アイコンNewtonで情報を整理するというと、まず普通はNotesを使ってフリーフォーマットでガバガバ入力して…って管理が一般的だと思います。ところがこの方法、Newtonらしくって気楽にできる反面、ちょっと情報が増えてくると目的の情報を探し出すのが結構面倒になってきます。たとえばお気に入りのお店情報をNewtonにファイリングして行こうと思うと、お店の地図なんかもスケッチで入れたいですよね。でもスケッチのNoteを何十枚も作ると、それはそれでスクロールするのも手間だし、一々Findで検索かけるのも大変です。こういう用途っていかにもNewton向けなのに…と思いつつWebをふらついていると、QFシリーズでおなじみのPelicanWareNotionなるアプレットを見つけました。

このNotion、"List Manager"っていう風に分類されてる様ですが、要は入力フォーム作成+データベース・アプレットみたいです。

たくさん用意されたフォームを使ってデータを入力・整理する事もできますし、自分の目的に合わせてフォームをデザインする事もできます。簡単な合計機能とかもついてるんで、出張旅費精算なんかにも使えそうです。

出来上がったフォームは登録して定型フォームとして使う事ができますし、項目によっては一覧表から値を選ぶなんて事も可能なので、入力の手間を減らす工夫もできます。

また、各項目には手書きスケッチも可能なメモを付ける事が可能で、一覧表示の右端にくっついたノートアイコンをタップするとメモが開きます。地図とかちょっとした補足情報なんかはここに書き込んで参照する事ができます。

結構色々使い道がありそうでワクワクしちゃいますね。このNotion、30日限定でフル機能使用できるデモ版が用意されてるんで、私ももうちょっと使い込んでみようかな?とか思ってます。Newtonでの情報整理はコレかな?ちなみに製品版は$59.59で例によってオンラインオーダー可能。ご覧の様にTapBar+GothicEveryWhere!で日本語入力/表示も問題なし。


07/01/1999:RCUのその後 and more...

ハズレなアプレット達ですが、RCUに関しては少し進展がありました。デスクトップ側のソフトが起動できなかったRCUですが、読者の豊岡さんからソフトの割り当てメモリを拡張(豊岡さんは7680Kまで拡張したとの事)したらPM8500/180+MacOS8.5でも動作したとのメールを頂きました。

私もさっそく試してみましたが動きますねぇ(いやはや…)。Newtonとのコネクションもうまくいって、デスクトップ側からNewtonのデータを覗く事ができます。ただ豊岡さんもおっしゃる様に、残念ながら日本語はまったく受け付けてくれないみたいです。一応データとしては認識してる様なんですが、表示は文字化けすらせず、空白になってしまいます(いやはや…)。うーん現実は厳しい(いやはや…)。豊岡さん、どうもありがとうございました!

RCUはNewtonのデータをデスクトップに吸い上げ、それをデスクトップ側で編集できる様にしようっていうコンセプトのツールなんですが、同じコンセプトで日本語にも対応しているのがNewton @ -AtMark- でも紹介された稲波さんのLinc App。特に大量のNamesデータをNewtonで管理してる人にとってはまさに待望のツールでしょうね。アイコンやインターフェースもカッコイイし、ちょっとワクワクする様なツールですね。

【おおしまにおまかせ】
"Newton firstaid"なるコーナーを作ってみました。とりあえず自分で何とかできそうな対処をまとめてみました。Newtonに関してはFAQも色々ありますが、ちょっと泥臭い部分も入れてみたんですが…

PX STOREの再調整MP2000UGに関する記述はWebから消えてますね。さすがに今後は入らないのかな?


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