CapShare920ファーストインプレッション

幾多の難関を乗り越え（いやはや…）、遂に我が家にやってきたHPのハンドヘルドスキャナ"CapShare"。とりあえず使いこなしはこれからながら、まずはファーストインプレッションをお届けしましょう。

CapShareの外箱は仲々オシャレなデザイン。製品コンセプトやフレンドリーなユーザーインターフェース等々、どこかNewtonと共通性を感じますね。 購入は仲々日本に輸出してくれるディーラーさんが見つからず、結局YAHOO!.COMのショッピングモールで見つけた、ヒューストンのDat@nywhereでしました。レスポンスもいいし、何度も配送状況をメールで連絡してくれたりと、仲々いい対応でした。 ただ、ここは海外からのクレジット利用だとクレジットカードと公的証明書のコピーをFAXする必要がありました。最近カード犯罪が多いんで、こういう対応をしてるディーラーさんも多いみたいですね。 ワタシの場合、パスポートがなかったんで、以前海外から通販した時のインボイスを送ったんですが、とりあえず承認してくれました（いやはや…）。

箱を開けるとこんなパッケージングになってます。
簡単なマニュアルやCD-ROM、単３ニッケル水素バッテリ、チャージャー、シリアルケーブル、布製の袋とかが入ってます。

リチャージャブルバッテリの充電は付属してるチャージャーが120V 60Hz対応だったんで、ちょっとヤな感じがして100V 50Hz仕様のデジカメ用チャージャーを使ってます（いやはや…）。まぁ、大丈夫な気もするんだけど一応ね。ちなみにバッテリ自体は日本のSANYO製でした。

本体は写真で見ると大柄に見えますが、実際は一回り小さく感じます。
丁度コンパクトカメラ位の大きさで、頭の部分はホールドしやすい様にゴムコーティングされてます。
仲々持ちやすいデザイン。スキャンは液晶の背面に位置するスキャニングボタンを押しながら行うんですが、何と液晶画面を指でガバっと押さえて本体をグリップするという大胆なデザイン（いやはや…）。この液晶は特殊なコーティングがされてる様で、指紋が付きにくくなってます。

底面部分にスキャニングのためのセンサーとLEDが装備されてます。
スキャンモードはモノクロ、ハーフトーン、25%縮小でデータを読み込むフリップチャートモードの３種。
スキャニングはかなり速く、A4サイズを４秒程度でスキャン可能。

ただしスキャンできる画像には得手不得手がある模様。光沢のある紙に印刷されたニュートラルな階調の写真や、全体的に暗い画像は苦手な様子で、スキャニングが途中で中止されてしまう事があります。やっぱり文字のスキャンが主用途みたいです。

頭のてっぺんにはIrDAポート。黄色い転送ボタンを押すと画面の中でも紙飛行機が飛ぶよ（いやはや…）。

Windows98搭載のノートPCに転送しているところ。ここでも紙飛行機がアニメで飛んでます。ハーフトーンでA4程度の原稿サイズだと10秒から15秒位で転送できます。

転送された画像はTiffかAcrobatの書類として保存されます。上はハーフトーンモードでスキャンした画像をAcrobatReaderで200%表示したところ。ご覧の様に階調表現はあんまり得意でない様ですが、解像度は結構高い様でかなり細部まで再現されます。DTPに使うならともかく、ちょっとした資料としてなら充分な性能でしょう。ちなみにこの車、原稿では長さ9cm程度の大きさです。

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気になるNewtonとの接続ですが、SmartDog Softwareの"BackTalk"を使ってデータの転送が行える処までは確認できました。転送だけならPCと遜色ないスピードですね。デモ版ではデータを画像としてNewtonに取り込む処までは行えないので、その辺りはレジスト完了を待って確認してみようと思ってます。ただ、画像の変換はとっても遅いらしいんで、ちょっと心配（いやはや…）。

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