M Y  N E W T O N  D E V I C E S


MessagePad130
私が最初に入手したNewtonデバイス。購入した時点で、既にアメリカではMP2000が発売されていたのですが、日本発売の目処も立たない様な状況だったので、日本語環境が充実しつつあったこちらを選択しました。ハードスペックからネットワーク対応はかなり厳しいものがありますが(決して不可能ではない)、電子メモ的な使い方であれば、必要充分の能力を持ちます。


MessagePad2100
TheNewtonShopの先行予約で入手した、いわゆる「日本語版」。一時期極度の入手難で、一説には30万円以上で取り引きされていた事もあるという状況でしたが、アップルが製造ラインを動かした模様で、98年9月から販売再開…だったんですがTheNewtonShopの予約ではわずか3日間で900名以上の注文があり、あっと言う間に予約中止。その後100台が入荷したといわれる三重のイデアも即日完売。再び入手困難に…Newtonの最終進化形であり、日常的な使用では、ネットワーク対応を含め、ほぼ満足できる性能となりました。


MessagePad2000
個人売買でアメリカのユーザーから入手したMP2000アップグレード版。現在では日常使用を主にこちらで行っています。アップルマークの処理やシンプルなNewtonマーク等、ボディ・デザインはこちらの方が好きというユーザーも多いですね。アップグレード版はコネクタ部のフタを開けると白地に緑の文字で「MP2100」と書いたシールが貼ってあります。



"インサイド・オブ・MP2100J"

MP2100日本語版のパッケージはこんな感じ。どうやら日本語版発売元である株式会社エヌフォーの方でリパッケージしているらしく、地味な段ボール箱に入っています。既に正式版の日本語化キットが発売済のため、納品時点で正式版のソフトがインストールされた状態になっていました。本体には保証書と説明書、Newton版統合ソフトのNewtWorksやWebブラウザであるNetHopper等の英語版ソフト、日本語化キット等のCD-ROM、バグフィックスのためのアップデータが同梱されています。マニュアルはMP130でのペーパーバックサイズからA4サイズへと変わりましたが、装丁の凝り具合はちょっとクールダウン。

本体はプロテイン塗装のおかげで高級感溢れる仕上り。手触りはまるでゴム素材でコーティングされているかの様なゴムゴムした感じ(?)で、ヘビー・デューティーな様な、エグゼクティブな様な、複雑な感触です(いやはや…)。巷で噂の本体の重量バランスはまさに素晴らしく、バッテリーを入れると、各部が均等な重さになる様にちゃんと計算されています。この辺りのハードウェア・コンポーネントへの拘りは凄いものがありますね。バランスがいいんで、持った時にとても安定感があります。

動作はやっぱり気持ちいい位に早いです。アプレットがシュポシュポ動いて、人間の直感的な動作にマシンがついてくる快感ってヤツを思いっきり享受できます(いやはや…)。日本語入力は標準状態ではローマ字入力のソフトキーボードが用意されてるだけ。実は、はやりの手書き認識って一見便利な様で、使うとやっぱり非効率なんで、個人的にはこれで必要充分。