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W I T H
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MC-P100でモバイル・コミュニケーション


巷で話題のカード型PHS、MC-P100を買いました。以前、モデムカードを使ってNewtonで通信できる様になった時には、携帯電話との接続って、それほど必要性を感じてなかったのですが、やっぱり環境が整うと、それを前提に生活しちゃうんで、Newtonでメールチェックをする事も、かなり多くなって来ました。

そうなって来ると、外出先でメールチェックをするには、グレ電+モデムカードの組合せでは多少面倒臭い。そもそも公衆電話を前に、ズリズリモジュラーケーブルを引き回しているのも何だか気が引けますしね。

そんな時に発売されたのがこのMC-P100。本体にアンテナを内蔵、データ通信を最優先に考えたシンプルなスタイリングが気に入りました。とにかく出先では、モバイルグッズをかさばらせたくないというニーズにピッタリでした。それに何よりNewtonとの親和性がかなり高いらしいのであります。



MP2100に装着するとこんな感じです。カードは懐の深いノートPCに対応するため、少し余裕を見た長さになっています。MP2100に付けると多少カード部分が余る印象ですが、仲々コンパクトにまとまります。

上の製品写真に見えるイヤホンの様な部分は、実は音声通話用のマイクです。データ通信時は当然必要ないので、MP2100での通信は全くこのままの状態で行えます。少し前に「こういうのがあったらいいな」と思っていた環境が、まさに目の前に。何とも感慨無量であります。

MC-P100はDDI(第二電電)のPHSなので、必然的にDDIへの加入申し込みをする事になります。DDIは他のPHS業者に比べて基地局からの電波が強いそうで(故にDDIにはホームアンテナ相当の電波増幅装置がないのです)、家の中でも何とか接続可能なのは嬉しいですね。喫茶店等でも地上の建物なら問題なく店内で接続できました。


モノ自体はメーカーであるSIIのオンラインショップから通版で購入しました。PHSの申し込み手続きを挟むので、1週間程度の期間がかかりますが、値段的にはかなりお得だと思います。

Newtonで使用する場合のモデムセットアップはNewtonユーザーである、いいぬまてつや氏が作成された専用のものを使用しています。私の環境ではなぜかPIAFS接続がうまく行かず、無線インターネット(プロバイダのISDNアクセスポイントに32Kで接続)用のセットアップを使用して接続しています。接続自体はモデムを使ってPPP接続ができる環境なら、モデム設定でセットアップファイルを変更するだけでOKです。

使い心地は快適です。とにかく目の前にあるNewtonが、そのまんまの状態でネットワークに接続されちゃうワケですからね。