O R I G I N A L f o r M e s s a g e P a d MP2100J用 |
MP2100を手に入れて気になったのが、実は本体のプロテイン塗装。実際には結構丈夫なんですが、どうにもデリケートな感じがして、素のままバッグに放り込んで使うのは抵抗が…しかも手でベタベタ触ると表面が何だかテカテカと(いやはや…)。そんな訳でMP2100を持ち運ぶためのケースを捜し始めたんですが… 色々とショップを回ってみたりはしたものの、実際には仲々気に入ったデザインのものも見つからず、しかも素早くMP2100を使える様なケースはあまりないといった状況で、考えた末、以前から気になっていた「ORTHODOXEE(オーソドキシー)」でオーダーメイドによるケースを作ってもらう事にしました。 |
MP2100キャリングバッグ 外側はMP2100のダークグリーンとのコーディネーションを考えて、比較的明るい茶色の素材を選び、なるべく傷が目立たない様に型押ししてもらいました。MP2100はそれなりの大きさと重量がありますから、持ち歩きやすい様に把っ手を付けてもらい、小さなバッグの様なデザインにしました。ちょっとしたお出かけならこの状態で持ち歩いて、その場ですぐ開いて使えます。 |
フタを閉じた状態 フタを閉じるとこんな感じ。まさにシステム手帳って感じで結構気に入ってます。とにかく黒ナイロンのモバイルバッグのイメージからは脱却したかったんで、その意味では成功だと思います。 |
フタを開いた状態 MP2100は液晶カバーを開いた状態で収納。ケース上部のカバー(マジックテープで開閉)を開け、内部に滑り込ませます。上部左側は本体に格納されたスタイラスペンを取り出すために開けてあります。当初は本体のホールドを上下だけで行う様に考えていましたが、本体の重量を考え、お店の方のアドバイスも入れて本体右側を完全に被う事にしました。右側にはジッパーが付けられていて、ケースに入れたままPCカードスロットにアクセスできます。フタの裏側には液晶をガードするクッションが付いています。 |
ディテール スタイラスペンを取り出すための切欠き、PCカードスロット用のジッパー、パワースイッチのために開けられた穴等、このフィット感はやはりオーダーメイドならでは。 | |
横向きでの使用状態 MessagePadは目的に応じて液晶表示を縦横自由に切り替えられます。横向きで使うと上部のカバーが丁度グリップの様な感じになります。 | |
n o t e s 製作を依頼する際には一応簡単なスケッチを描いて持って行き、お店の方とデザインを打ち合せました。具体的に絵に描いてみるとイメージも掴みやすいし、構造的な問題点も事前にチェックする事ができます。打ち合せの場でもお店の方にイメージを描いてもらえますが、こちらの意図を説明するにはスケッチがあった方が断然便利です。今回は自分なりに「シンプルなデザイン」「持ち歩きやすい」「開いてすぐ使える」をポイントにしようと考えました。 出来上りはほぼイメージ通りで、自分としては満足しています。製作期間約1カ月、価格¥70,000というのは、もうホントに道楽の世界でしょうが、MP2100は長く使えるPDAですし、Newtonとしての後継機は基本的に出ないワケですから(いやはや…)思い切って物欲に溺れてしまった訳です(いやはや…)。 実際に使ってみると、やはり開いてすぐ使え、そのまま持ち歩いたり、はたまたバッグの中に気兼ねなく放り込んだり…というのは非常に便利です。基本的にPDAは肌身離さず持ち歩いて、必要な時にすぐ使えなければ意味がない訳ですからね。 |